産業動物のアニマルウェルフェアについて

鹿児島大学COCセンターでは、平成28年度から共通教育科目「大学と地域」が開講されており、今回、「動物・畜産業」をテーマにした講義が実施されました。鹿児島大学広報センター発行の「鹿大ジャーナル(No.202)」にはその内容が紹介されていますが、弊社業務にも関連した大変感銘を受けるお話が掲載されていましたのでご紹介させていただきます。

鹿児島大学共同獣医学部 高瀬 公三教授のご講義は、「アニマルウェルフェア」に関するものでした。アニマルウェルフェアとは、直訳すれば「動物福祉」となりますが、これには、人間目線で、単に動物を愛護することだけでなく、「産業動物の愛護」という意味が含まれているそうです。「産業動物」とは、動物性タンパク源として、人間に命を捧げてくれる牛や豚、鶏などの家畜や家禽のことです。「快適な環境、快適な条件で暮らすということは、心身ともに満足しながら生活できるので、動物の健康につながる。動物が健康に育つことで、安全安心な畜産物を提供できる」というお話は、まさに当社が創業以来目指し取り組んできたことに他ならず、大変感銘を受けました。
今後、「未来の子供たちに安心を届ける」ため、更に精進してまいります。


鹿児島大学広報誌「鹿大ジャーナル」No.202 潜入ルポ~学びの部屋~)